用語解説

【用語解説】フィンテック

glossary_fintech

フィンテックとは

フィンテック(FinTech)とは、金融サービスの提供や利用を改善、自動化することを目的とした新しいテクノロジーのことです。

金融(Finance)+技術(Technology) でフィンテック(Fintech, 金融テクノロジー)

フィンテックの目指すところは、企業や事業主、一般消費者が、自らの金融活動やプロセスをより効率的に管理できるようにすることにあります。この分野は、特殊なソフトウェアやアルゴリズムを中心に、コンピューターやスマートフォンでの利用が前提とされています。

 

21世紀初頭にフィンテックが現れた当初は、主に銀行のバックエンドシステムの改善に関わる技術として認識されていました。

しかし、2018年から2022年にかけて、その焦点は消費者向けサービスに移行し、教育、リテールバンキング、資金調達、非営利、投資管理など、様々な分野への応用が進んでいます。

 

フィンテックはビットコインやその他の暗号通貨の開発、利用も包括しており、こうした領域が大きな注目を集めている一方で、伝統的なグローバルバンキング業界にも依然として大きな資金が流れています。

デジタルマネーの発明から複式簿記に至るまで、人々の取引方法に関わるあらゆるイノベーションが「金融テクノロジー」と呼ばれることがありますが、インターネット革命以降、この分野は爆発的な成長を遂げています。

 

フィンテックの具体例

フィンテックは、金融サービスの提供方法を根本から変革し、消費者や企業が金融にアクセスする方法を大きく改善しています。以下にフィンテックが活用されている具体例をいくつか紹介します。

ロボアドバイザー

ロボアドバイザーは、アルゴリズムに基づいて個人の資産運用を自動で行うオンラインプラットフォームです。ユーザーは自分の投資目標を入力すると、ロボアドバイザーが最適な投資戦略を提案し、ポートフォリオを自動で管理します。

 

決済アプリ

PayPay、QUICPay、iD、PayPalなどの決済アプリを使用することで、個人や企業への支払いが瞬時に、かつ簡単に行えるようになりました。これらのアプリ(サービス)によって、スマートフォンから直接、安全に送金するができます。

 

暗号通貨とブロックチェーン

ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨(仮想通貨)が利用している、ブロックチェーン技術もフィンテックの代表格の一つです。ブロックチェーン技術の発達により、分散型で中央機関の介入なしに安全な取引が可能になったことで、暗号通貨は飛躍的に発展しました。

 

これらの事例から分かるように、フィンテックは金融サービスをより利用しやすく、効率的にし、新たな価値を生み出しています。フィンテック企業は、テクノロジーを活用して金融業界に革命を起こし、消費者に新たなサービスや利便性を提供しています。

 

このサイトのおすすめ記事

おすすめ① 資産運用の基本

投資・資産運用の初心者の皆さんは、まずココから!
投資の基本的な考え方や、オススメ投資先をご紹介!

 

おすすめ② 人気の国内ヘッジファンド

人気ヘッジファンドの評判や噂を徹底分析!
高い成果で話題沸騰のBMキャピタルについて解説しています。

 

おすすめ③ 注目の海外投資ファンド

人気ヘッジファンドの評判や噂を徹底分析!
「新興国投資」で注目されるオリエントマネジメントについて解説しています。

 

▼注目国内株投資ファンド
BM banner