72の法則/216の法則とは
「72の法則」とは、金利の複利効果により元本を2倍にする場合のおおよその投資期間(年数)を求めるための法則です。また、「216の法則」とは、金利の複利効果により元本を8倍にする場合のおおよその投資期間(年数)を求めるための法則です。
例えば、年利3%の金融商品に投資する場合、元本を2倍にするのに必要な期間は24年(=72÷3)、8倍にするのに必要な期間は72年(=216÷3)となります。
他にも、元本を4倍にするために必要な期間を求める「144の法則」などがあります。
なぜこれらの法則が需要なのか
金融商品の投資において、金利の複利効果は非常に強力です。
複利効果とは、投資元本に対して得られる利息が再び投資元本に加算され、その結果として利息自体もさらに利息を生み出すという効果です。元本が増加する速度が時間とともに加速するため、複利効果を利用することで投資のリターンを大きくすることが可能となります。
この複利計算は非常に複雑で、元本がいかにして増加していくかを算出するのは簡単ではありません。そんな時、72の法則や216の法則といった、大まかな数字(必要期間)を簡単に算出できる計算式は非常に役に立ちます。
また、複利計算において、利回りの高さが大きく差を分けることを理解する上でもこれらの法則は役に立ちます。例えば、年利0.01%で運用した場合、元本を2倍にするのに約7200年(=72÷0.01)の投資期間が必要ですが、年利3%で運用した場合には約24年(=72÷3)ですむため、金利の高さが投資期間に大きく影響することがわかります。
また72の法則(2倍)と216の法則(8倍)を比較することで、資産を2倍→8倍と4倍にするのに必要な期間が、元々の期間の3倍(216÷72)で済むということも簡単に知ることができます。
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