【用語解説】ノーロード

ノーロードとは

ノーロードとは、投資信託を購入する際に通常かかる販売手数料（買付手数料）が免除される投資信託のことを指します。

一般的な投資信託では、購入時に一定の手数料が発生し、これが投資家のコスト負担となりますが、ノーロード型ファンドではこの手数料がかからないため、投資家は初期費用を抑えた形で投資を開始することができます。

 

ノーロード型ファンドは主に、マネー・リザーブ・ファンド（MRF）やマネー・マーケット・ファンド（MMF）などの公社債投資信託に見られます。

これらのファンドは安全性が高く、短期的な資金運用に適しているため、多くの投資家に利用されています。また、一部の株式投資信託にもノーロード型が存在します。これにより、よりリスクを取って高いリターンを狙う投資家にも選択肢が提供されています。

 

ノーロードのメリット

ノーロード型ファンドの最大の利点は、初期コストがかからないことによって、投資のハードルが低くなる点です。特に、初めて投資を行う個人投資家や、小額から投資を始めたい人にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

また、手数料がかからない分、投資資金がそのまま運用に回るため、長期的にはより高いリターンを期待することが可能です。

ノーロード型ファンドは投資コストを抑えつつ、様々な投資ニーズに対応することができるといったメリットがあります。