BMキャピタルとは
資産運用をする人が増えていく中で、ヘッジファンドに出資することが一つのステータスとして人気になっています。
ヘッジファンドは、投資・運用によって資産を増やす金融機関・サービスの1つです。
投資のプロであるファンドマネージャは、様々な戦略・手法を駆使して着実に資産を増やします。
運用する資金は、ファンド関係者が出資していますが、投資家からの出資も募集しており資金調達しています。
出資者(投資家)は手数料を払い、ファンドの運用に相乗りし、リターンの一部を受け取ることができます。
元々富裕層を対象としたものでしたが、最近は1,000万円程度から出資できる国内ファンドも登場しており、少しずつ一般的なものになってきました。
そんな中、数あるヘッジファンドの中でも特に注目を集めているのがBMキャピタル(BM CAPITAL)です。
BMキャピタルは、バリュー投資を主軸とし、その高いパフォーマンスで多くの投資家の支持を集めていますが、その運用の実態や、投資に至るまでのプロセス(手続き)は一般に公開されていません。
バリュー投資とは、企業の資産価値(Value)に着目した投資手法です。
徹底した情報収集と企業分析から、その会社の価値を試算し、適正な株価を見積もった上で投資します。主に割安銘柄に投資する手法のため、市場の上下に左右されることが少なく、低リスクで安定的な運用をしたい人に好まれます。
そこで今回は、そんなBMキャピタルに実際に問い合わせ、担当者に話を聞くことでこれまで明らかにされてこなかった部分を徹底取材してきました。他では得られない生の情報をお届けしたいと思います。
※当記事はここで紹介したファンドへの出資を勧めるものではなく、あくまでも筆者の個人的見解です。同社への出資について、当サイトは一切の責任を負いません。出資の判断は、必ずご自身で行うようにしてください。
BMキャピタルに直接取材
問い合わせ
まずは、BMキャピタルの公式ページ(https://bmcapital.jp/)から問い合わせをしてみました。
問い合わせの際に必要な情報は以下の通りです。
- 名前
- 性別
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
- 生年月日
- 希望出資金額
同ページ(https://bmcapital.jp/)のQAを確認すると、出資については原則1,000万円からとしつつも、それ以下でも相談には乗ってくれるようです。
また、法人・個人、海外在住・外国人でも出資をすることは可能なようですが、マネーロンダリングの観点から本人以外の出資はできないとのことでした。
また、投資に際しては審査があり、いわゆる反社(反社会的組織)からの資金を受け付けていないようです。
この点については、きちんとリスクマネジメントがされており、非常に安心感があります。
なお、同ページを確認すると、ここで入力した情報については「弊社は出資者様に係る情報の保護を最重要事項としております。出資者様のみならず、お問い合わせ頂いた方の個人情報やその他全ての情報は厳重に管理し、外部への公開は一切行いません。」とQAに回答があったので、この点についても安心して問い合わせをしました。
メール連絡〜面談
2022年8月の某日曜日にBMキャピタルのHP(https://bmcapital.jp/)から問い合わせをし、翌月曜日に担当者の方からメールで連絡をいただきました。
その後電話での連絡もいただき、その際にどこでBMキャピタルを知ったのかを確認されました。
原則、対面での説明を必要としており、基本的には東京駅近辺での面談になるとのことです。
ですが、現在はコロナ禍ということもあり、遠方の方などは例外的にオンライン(zoom)での面談も実施しているようです。
私の担当者は、30代の男性で、まずは先方からファンドの仕組みや運用手法・実績などについて一通りの説明を受けました。
主に説明があったのは以下の3点です。
- 運用の内容:投資戦略、ファンドマネージャの経歴
- 運用実績:これまでのパフォーマンス、過去の投資事例
- 出資までの流れ:出資のスキームと手数料、契約〜出資までの一連の手続き
個人的には、「2. 運用実績」で過去の投資事例が非常に興味深かったです。
具体的にどんな銘柄に投資したのか、またその際にどのように企業分析をしていたのかを知ることができたので、個人的に投資をしていく上でも非常に参考になりました。
特に、事例については「〇〇社の株を買って、XX%儲かった」という表面的な情報だけでなく、「なぜその会社に投資したのか」「どのようにEXITしたのか」まで詳細に解説があり、BMキャピタルの投資戦略や、そこにある緻密な企業分析を詳細に知ることができました。
出資者には、ファンドからより詳細なレポートが送られるようで、そこでは企業研究からEXITまでの流れが事細かに紹介されているようでした。
ここではお伝えできませんが、過去数年間のパフォーマンスも1ヶ月単位で全て見せてもらうことができ、直接連絡を取れば詳しい具体的な情報を得ることができます。
その後、質疑応答で詳しく確認したポイとをいくつか紹介したいと思います。
Q:出資は1,000万円単位なのか?
最低出資金は1,000万円からですが、それ以上の場合は1,000万円単位ではなく、1,500万円や1,200万円などを出資してもOK(1,001万円でも可)とのことでした。
Q:解約したい場合は、いつできるのか?
解約は随時受け付けているが、返金は四半期(3ヶ月)決算のタイミングになるようです。ロックアップ期間は短いですが、ある程度余裕を持った資金繰りをした方が懸命でしょう。
Q:元本が減るリスクはどの程度あるか?
過去の実績からほとんどマイナスになったことがなく、相当リスクについてはマネジメントがしっかりしているのだという印象を受けました。ですが、あくまでも元本保証ではないということは明言しており、信頼できる印象でした。
Q:初心者でも(ファンドでの運用経験がなくても)問題ないか
出資者の多くは、あまり投資経験のない方々で、ほとんどがファンドでの運用が初めてとのことでした。
それでも、多くの方が長期間運用を続けており、安心して出資できるとのことです。細かい疑問にも、担当者が随時対応してくれるようでした。
面談後〜出資
面談の最後に、出資までのプロセスについて説明があり、面談を終えた人のみに契約書が渡され(メール or 郵送)、契約書に判を押して返送し、所定の口座に資金を振り込んだ時点で契約が完了するようです。
時間をかけて塾考しても良いようでしたが、期を逃すと、次の四半期に回されてしまうため注意が必要なようです。
私が問い合わせた2022年8月時点では、次の四半期(2022年第4四半期10~12月分)の募集でしたが、10月を過ぎるとその次の四半期(2023年第1四半期1~3月分)に回されてしまうようです。
少しでも早く運用をスタートしたい人であれば、1~2週間以内くらいには出資の判断をするべきでしょう。
BMキャピタルに問い合わせて直接話を聞くことで、具体的な事例や実績についても確認でき、これまで不明確だった疑問や不安が解消されました。
ここで紹介したもの以外にも気になるポイントがあれば話を聞いてみることをおすすめします。契約についてもストレスがないためほとんど負担はありません。
興味のある人は、とりあえず問い合わせをしてみることをおすすめします。
さいごに
今回BMキャピタル(https://bmcapital.jp/)を取材して、運用実績や、過去の投資事例を知ることができ、同社の企業分析や投資の判断がきわめて合理的で再現性の高いものだということを知ることができました。
改めてヘッジファンドの運用の凄さやその裏付けとなる実力を垣間見た気がします。
そして、改めてヘッジファンドについて知るには、直接問い合わせ、面談の中から探っていくのが最も確実な方法であるということも再確認できました。
もし、BMキャピタル(https://bmcapital.jp/)に興味があるのであれば、ぜひ直接コンタクトをとり、ご自身の目で確認してみることを強くおすすめします。
ファンド概要
名称 | ビーエムシー合同会社 |
英名 | BMC LLC |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1 |
事業目的 | (1)金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引 (2)各種事業への投資 (3)有価証券の自己募集 (4)経営コンサルティング業務 (5)前各号に附帯する一切の業務 |
参考:BMキャピタルHPより