今回は、「たわらノーロード・シリーズ」について紹介します。
たわらノーロード・シリーズは、アセットマネジメントOne株式会社(委託会社)が運用する評判の投資信託です。
たわらノーロード・シリーズは全てインデックス運用の投資信託です。
シリーズ全体で34本のファンドで構成され、シリーズ全体の純資産総額は約8,007億円(2023年7月27日現在)になっています。
たわらノーロード・シリーズは、その名称が示すように「ノーロード(=購入時手数料がかからない」投資信託です。また、保有期間に応じてかかる信託報酬も業界最低水準に抑えられており、そのコストの低さから投資家の間でも人気が高く評判です。
インデックス運用の場合、その投資信託が連動を目指す指数(インデックス)のパフォーマンスの良し悪しがその投資信託の運用成果になります。
そのため、ファンドごとの差別化を図るためには、ファンド保有期間中にかかる信託報酬の高い低いが重要です。
たわらノーロードはNISAの対象となっている銘柄も数多くあります。NISAのように積立・長期投資では、わずかなコストの差が、長い期間をかけて大きな差になるので、重要な基準になります。
そんな評判のたわらノーロードについて、具体的にどんな銘柄があるのか、どういった点が評判の良さに繋がっているのかを見ていきたいと思います。
- たわらノーロード・シリーズは、販売手数料、換金手数料、信託財産留保額がなし、信託報酬も業界最低水準が評判の低コスト・インデックスファンドシリーズ
- 国内有数の預かり資産を誇る、アセットマネジメントOne株式会社が運用
- 運用形態は機関投資家向けにも利用されている純資産総額の大きいマザーファンドに投資するファミリーファンド方式
- 日経平均225225、TOPIX、NYダウ、S&P500など主要なインデックスに対応したファンドがラインナップされている
- バランス型ファンドは14本とリスク許容度に応じて銘柄の選択肢が豊富
たわらノーロード・シリーズのとは
たわらノーロード・シリーズの基本情報
まずは、わらノーロード・シリーズに共通する基本情報から確認していきましょう。
委託会社(運用会社) | アセットマネジメントOne株式会社 |
決算頻度 | 年1回(毎年10月12日) ※ラップ向け・ラップ専用除く |
投資形態 | ファミリーファンド |
購入時手数料 | なし |
換金時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) | ファンドごとに異なる |
たわらノーロード・シリーズは、2015年12月7日に「たわらノーロード 日経225」から始まり、2020年には全34本にまで銘柄数を増やした人気の投資信託です。
たわらノーロード・シリーズがどのようにラインアップされていったのか、その設立の歴史は以下の通りです(ラップ向け/ラップ専用の6ファンドを除く)。
1つ目のファンド「たわらノーロード 日経225」の設定以来、わずか5年間でここまで銘柄数を増やせたのには、運用会社であるアセットマネジメントOne株式会社の成り立ちが関係しています。
たわらノーロード・シリーズを運用する、アセットマネジメントOne株式会社は、2016年10月に
- DIAMアセットマネジメント株式会社
- みずほ信託銀行の資産運用部門
- みずほ投信投資顧問株式会社
- 新光投信株式会社
の4つが統合して生まれた資産管理会社です。
その前身であるDIAMアセットマネジメント株式会社は、機関投資家向けにさまざまなインデックスを設定し、純資産総額が数千億円規模のファンドを運営しており、現在はたわらノーロード・シリーズのマザーファンドとして引き継がれています。
アセットマネジメントOne株式会社は、たわらノーロード・シリーズ以外にも、500本以上の投資信託を運用しており、運用資産総額は約60.8兆円(2022年12月末時点)と国内有数の規模を誇ります。
たわらノーロード・シリーズは、既存のマザーファンドに投資を行うことで、比較的短期間で充実したラインナップを構成しました。
上の表からもわかるように、国内債券、国内リート、先進国株式、先進国債券、先進国リートなどの単一の資産に投資をする投資信託から販売を始めています。
その後、つみたてNISAのスタート(2018年1月)に合わせるように、主要な株式指標(NYダウ、TOPIX)に連動する投資信託や、複数の資産に分散して投資を行う「バランス型ファンド」を充実させています。
たわらノーロード・シリーズに共通する3つの特徴
「ノーロード」と業界最低水準の手数料
たわらノーロード・シリーズの最大の特徴は、何と言ってもその名に冠している通り「ノーロード」であり、購入時手数料がゼロに統一されている点です。
また、実は購入時手数料だけでなく、換金時手数料/信託財産留保額(解約手数料)もゼロに設定されています。
当然のことながら、手数料が低いことは投資家にとってプラスの側面しかありません。
信託報酬についてはファンドごとに設定されていますが、こちらも業界最低水準をうたっており、とにかく全体を通じて手数料(コスト)の低さが際立っています。
同じようなパフォーマンスになるインデックスファンド型の投資信託への投資は、基本的に「長期・積立」が基本になります。
その際に重要なのは、購入時手数料よりも、むしろ継続的に負担することになる信託報酬の方です。
たわらノーロードは、信託報酬も比較的低水準ではありますが、eMAXIS Slimや楽天VTIなど、同じインデックスに投資するものの中には、さらに低コストのものあるかもしれません。
同じようなものに投資するのであれば、よりコスト(特に信託報酬)が低いものがないか確認するようにしましょう。
コストについて考える時に、どの証券会社を使うのかも一つ重要なポイントになります。基本的にはネット証券の手数料が安くおすすめです。
ファミリーファンド形式
たわらノーロードシリーズの投資形態は、全てのファンドがマザーファンドを通して株式や債券、リートなどに投資を行うファミリーファンド方式です。
出典:「たわら」にするメリット|たわらノーロード|アセットマネジメントOne
ファミリーファンド方式は、運用を担う大きな運用母体(マザーファンド)を通じて投資を行う投資信託の方式の一つです。
一つのマザーファンドに対して、様々な投資信託から資金を集めることができ、運用の規模を大きくすることができます。また、投資家目線から見ると、通常では投資できない(機関投資家のみを対象としている)マザーファンドに対して、様々な投資信託を通じて投資できるというメリットがあります。
「たわらノーロード 日経225」や「たわらノーロード 先進国株式」のように1つのマザーファンドに投資をするものもあれば、「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」のように8つのマザーファンドに投資するものもあり、各ファンドによって投資するマザーファンドやその数は異なります。
決算日が同じ
たわらノーロード・シリーズは(ラップ向け/ラップ専用ファンドを除いて)、決算は年1回10月12日(休日の場合翌営業日)と統一されています。
決算日が同じなので、投資家の方が複数のたわらノーロード・シリーズのファンドを保有しても管理しやすいと評判になっています。
<その他、おすすめの投資先の紹介記事はこちら>
たわらノーロードとNISA
低コストで様々なインデックスに投資できるたわらノーロードの商品は、実際につみたてNISAの対象となっているものも数多くあります(ラップ向け/ラップ専用の6ファンドを除く28銘柄中17銘柄)。
たわらノーロードのシリーズの中で、つみたてNISAの対象であるものとそうでないものは以下の通りです。
つみたてNISAの対象
たわらノーロード日経225 / たわらノーロードTOPIX / たわらノーロードNYダウ / たわらノーロードS&P500 / たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり/なし)/ たわらノーロード新興国株式 / たわらノーロード全世界株式 / たわらノーロードバランス(8資産均等型/堅実型/標準型/積極型)/ たわら最適化バランス(保守型/安定型/安定成長型/成長型/積極型)
つみたてNISAの対象外
たわらノーロード国内債券 / たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり/なし)
/ たわらノーロード国内リート / たわらノーロード先進国リート(為替ヘッジあり/なし)/ たわらスマートグローバルバランス(保守型/安定型/安定成長型/成長型/積極型)
日本株や米国株式、先進国、新興国、全世界株式に投資するものがつみたてNISAの対象となっている一方で、国内外の債券やリート(不動産投資)を対象にしたものはつみたてNISAの対象ではないので注意しましょう。
NISAについて
NISAとは、少額投資非課税制度のことで、NISAの限られた枠内であれば、投資で得た利益にかかる税金(通常20%)が非課税になるというものです。
通常の「NISA」と「つみたてNISA」の2つの投資枠があり、
- NISA:120万円 × 5年 = 600万円
- つみたてNISA:400万円 × 20年 = 800万円
でしたが、来年2024年から制度が改正され、期間は無期限に、投資枠の上限は最大1800万円にまで拡大されます。
長期積立投資において、コストを抑えることは非常に重要です。
その点において、購入時手数料がゼロで、信託報酬も安いたわらノーロードは非常に優れていますが、それに加えてNISAのようにコストを抑えることができる制度を活用するようにしましょう。
NISAについて詳しくはこちらの記事でも解説しています。
たわらノーロードの評判 / 口コミ
たわらノーロード・シリーズの評判がどうなっているのか、口コミを見ていきましょう。
たわらノーロードが最も評価されている点は、やはりそのコスト(手数料)の安さです。
インデックス投信は、基本的にベンチマークとするインデックス(TOPIXや日経平均、S&P500など)に準じたパフォーマンスになるため、ファンド選びのポイントはやはりコストが最重要になります。
下のグラフの青いバーがインデックスファンド全体の購入理由です。やはりコストが最も重視されています。
「ノーロードなので、買い増しがしやすく積立投資に向いている」といった意見や、「信託報酬が低く、資産形成に有利」といった意見が、たわらの評判の良さに繋がっているのだと考えられます。
また、その信託報酬の低さからNISAとの相性の良さもたわらが評判になっているポイントです。
他にも、マザーファンドが大きく運用の質が高いことや、「たわら」という名前に興味を惹かれた人もいるようです。
純資産総額が大きい3つの投資信託
たわらノーロードは全34本も種類があり、全てをチェックするのは大変なので、ここでは主要な3つのファンド(純資産総額上位3ファンド)の
- たわらノーロード 先進国株式 / 純資産総額:約3,578億円
- たわらノーロード 日経225 / 純資産総額:約1,003億円
- たわらノーロード バランス(8資産均等型) / 純資産総額:約496億円
の3つに絞って詳しく見ていきたいと思います。それぞれのファンドの仕組みや投資対象、実績などについて見ていきましょう。
たわらノーロード 先進国株式
「たわらノーロード 先進国株式」は、海外(世界中)の上場株式に投資する投資信託です。
正確には「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」というインデックスをベンチマークとした運用をします。
日本を除く先進国の株式を対象としていますが、実際にはアメリカが中心になっており、株式と投資証券を合わせると、約7割をアメリカが占めています。また、組入上位10銘柄は時価総額の大きい米国のIT企業が占めています。
参考:たわらノーロード 先進国株式|投資信託説明書(交付目論見書)使用開始日:2023年7月13日
2023年7月27日時点の純資産総額が約3,578億円と、たわらノーロード・シリーズ全体(※)の純資産総額約7,793億円の約46%を占める人気ファンドです。
※ラップ向け/ラップ専用ファンドを除く
たわらノーロード 日経225
「たわらノーロード 日経225」は、たわらノーロード・シリーズの中でも最初に作られた最も運用期間の長いファンドです。
その名の通り「たわらノーロード 日経225」は、日経平均株価(日経225)に連動するように運用されます。
日本株を投資対象としたたわらノーロード・シリーズのファンドは「たわらノーロード 日経225」と「たわらノーロード TOPIX」の2本ありますが、純資産総額は、「たわらノーロード 日経225」が約1,004億円、「たわらノーロード TOPIX」は約74億円と、大きく差が開いています(2023年7月27日時点)。
日本経済の株価を表す指標として有名なものに「日経225(日経平均)」と「TOPIX」がありますが、実はこの2つの指標は算出方法が異なります。
日経225(日経平均株価)は、文字通り日本を代表する225銘柄の株価の平均です。そのため株価の高い銘柄の影響を受けやすくなります。
株価が1,000円の銘柄が10%上がる+100円)よりも、株価が3万円の銘柄が1%上がる(+300円)の方が大きく影響します。
この225銘柄は定期的に見直され入れ替えがあります。
一方のTOPIXは、東証プライム市場全銘柄(1,834銘柄/2023年7月26日時点)の時価総額を数値化したものです。そのため株価よりも時価総額の大きな企業の値動きに左右されます。値は1968年1月4日の時価総額を100ポイントとして算出します。
たわらノーロード バランス(8資産均等型)
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」は、たわらノーロード・シリーズで3番目に純資産総額(約495億円 / 2023年7月27日時点)が大きいファンドになります。
このファンドは、先の2つのファンド(先進国株式、日経225)とは異なり、単一の資産ではなく、複数の資産にバランス=分散して投資する投資信託です。投資対象は国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券と多岐に渡ります。
8つの資産にバランスして投資するこの投資信託は、以下のグラフのように、その8つが均等になるように投資され、このバランスは常に一定になるようにリバランスされます。
出典:たわらノーロード バランス(8資産均等型)|投資信託説明書(交付目論見書)使用開始日 2023年7月13日
各資産クラスに対応するインデックスと、対象となるマザーファンドは以下の通りです。
資産クラス | 連動対象のインデックス | マザーファンド | 純資産総額 (億円) |
国内株式 | 東証株価指数(TOPIX) (配当込み) |
国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド | 約3,973 |
国内債券 | NOMURA―BPI総合 | 国内債券パッシブ・ファンド・マザー・ファンド | 約5,533 |
先進国株式 (除く日本) |
MSCIコクサイ・インデックス (円換算ベース・配当込み、為替ヘッジなし) |
外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド | 約6,426 |
先進国債券 (除く日本) |
FTSE世界国債インデックス (除く日本、円ペース、為替ヘッジなし) |
外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド | 約1,419 |
新興国株式 | MSCIエマージング・マーケット・インデックス (円換算ベース・配当込み、為替ヘッジなし) |
エマージング株式パッシブ・ファンド・マザーファンド | 約628 |
新興国債券 | JPモルガン・エマージング・マーケット・ポンド・インデックス・プラス (円換算ベース・為替ヘッジなし) |
エマージング債券パッシブ・ファンド・マザーファンド | 約1,372 |
国内リート | 東証REIT指数 (配当込み) |
J-REITインデックスファンド・マザーファンド | 約1,999 |
先進国リート (日本除く) |
S&P先進国REITインデックス (除く日本、円換算ベース・配当込み、為替ヘッジなし) |
外国リート・パッシブ・ファンド・マザーファンド | 約560 |
参考:運用報告書(全体版)たわらノーロード バランス(8資産均等型)第6期
お気づきの人もいるかもしれませんが、先進国株式(除く日本)の対象として投資するマザーファンドは、「たわらノーロード 先進国株式」と同じマザーファンドです。また、他の資産クラスに対応するマザーファンドも、単一の資産に投資を行うたわらノーロード・シリーズと同じマザーファンドへの投資になります。
ファンドの仕組み(スキーム)の比較
「たわらノーロード 先進国株式」「たわらノーロード 日経225」「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」はいずれもファミリーファンド方式であり、運用の仕組みが似ています。
[ファンドの仕組み]たわらノーロード 先進国株式
[ファンドの仕組み]たわらノーロード 日経225
[ファンドの仕組み]たわらノーロード バランス(8資産均等型)
出典:各投資信託説明書(交付目論見書)より
いずれの投資信託も、運用母体となるマザーファンドに投資し、間接的に運用している点は変わりませんが、バランス(8資産均等型)は、複数のマザーファンドに投資しているという違いがあります。
ここで興味深いのは、バランス(8資産均等型)に組み込まれている、国内株式を対象としたマザーファンドは、日経225を対象とするものではなくTOPIXを対象とする「国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド」が組み込まれている点です。
※先進国株式を対象とした「外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド」は、先進国株式のマザーファンドと同じものが組み込まれています。
たわらノーロード・シリーズの中で2番目に規模が大きく、最も歴史のある「たわらノーロード 日経225」のマザーファンド「インデックス225マザーファンド」の純資産総額は1,274億円(運用報告書(全体版)参照)なのに対し、TOPIXを対象とした「国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド」の純資産総額は約3,933億円(運用報告書(全体版)参照)と3倍以上の差があります。
このように投資信託自体の純資産総額は、日経225が圧倒していますが、マザーファンドは反対にTOPIXを対象としたものの方が大きく、バランス型のマザーファンドとしても採用されている点は把握しておくと良いでしょう。
もちろん、「たわらノーロード TOPIX」では、この「国内株式パッシブ・ファンド(最適化法)・マザーファンド」をマザーファンドとしています。
パフォーマンスと分配金の比較
まず初めに、それぞれのパフォーマンス実績を見てみましょう。
[パフォーマンス]たわらノーロード 先進国株式
[パフォーマンス]たわらノーロード 日経225
[パフォーマンス]たわらノーロード バランス(8資産均等型)
直近3年間のデータを見ると「先進国株式>日経225>バランス(8資産均等型)」の順に騰落率が高くなっています。
ただし、3年前(2020年)は、ちょうど新型コロナウイルスの影響で世界的に株価が大きく下がっていた時期のため、この3年間の騰落率だけを見て判断しないように気をつけましょう。
バランス(8資産均等型)は、対象となるベンチマークがありませんが、先進国株式と日経225について見てみると、先進国株式はベンチマークを下回っているのに対して、日経225は大きく(3年で7%も)上回っています。同期間で先進国株式の方が大きく値動きしていることを考慮すると、その差はさらに大きくなります。1
一般に、インデックスファンドは手数料の分、ベンチマークを年間で0.1〜0.5%程度下回ることが多いです。
「ベンチマークを上回っているから良い」と捉えることもできますが、これらのファンドの本来の目的は「ベンチマークに連動するように運用すること」だったため、先進国株式の方がベンチマークとの乖離が小さく=想定通りの運用ができており、運用としては優秀と捉えることもできます。
なお、たわらノーロード・シリーズは長期積立投資を前提としていることもあり、ここで紹介している3つの投資信託はいずれも分配金の支払いがありません。分配金にとって純資産を毀損することなく積み立てていけるのは、たわらノーロードの大きな魅力でしょう。
まとめ
たわらノーロード・シリーズは、ファンドのネーミングや購入手数料0円(ノーロード)、業界最低水準の信託報酬で評判になったファンドです。
また、運用会社のアセットマネジメントOne株式会社が日本有数の資産運用会社である点や「たわらノーロード」が投資をするマザーファンドの純資産総額が大きく、投資の質という面で安心感を与えています。
私見ですが、バランス型ファンドについては短期間に14本のファンドを販売したので投資家から見ると選択肢が多く選びづらい印象があるかと思います。
また、ファンドごとの純資産総額は、かなりばらつきがあり、有名なインデックスで運用しているファンドでもその点は注意しておくようにしましょう。